融雪の効きが悪い|入れ替える前に点検してください

最終更新日: 2026-07-31

去年より溶けが悪い、という相談は毎年出ます。多くの場合、設備そのものの寿命ではなく、消耗部品や制御の問題です。まず点検してください。

この記事の目次
  1. 温水式でまず疑うところ
  2. 電気式で疑うところ
  3. そもそも設計が合っていない場合
  4. シーズン前の点検を習慣にする

温水式でまず疑うところ

  • 不凍液の劣化:熱を運ぶ液が古くなると効率が落ちます。定期的な交換が前提の消耗品です
  • 液量の減少:わずかな漏れでも、循環量が減れば効きは落ちます
  • ボイラーの燃焼不良:バーナーの汚れや部品の劣化
  • 循環ポンプの不具合

掲載事業者のなかにも、不凍液交換やシーズン前点検を単独のサービスとして提供しているところがあります。設備一式の入れ替えは100万円単位ですが、不凍液の交換や熱源だけの更新なら桁が一つ下がります

電気式で疑うところ

  • ヒーターの断線:一部の区画だけ溶けない場合はこれが疑われます
  • センサーの故障や汚れ:降雪を検知できず、そもそも動いていないことがあります
  • 制御盤の設定:設定温度や運転モードが変わっていないか

特定の場所だけ雪が残るという症状は、ヒーターの部分的な断線を示していることがあります。全面をやり直さなくても、その区画だけ手を入れられる場合があります。

そもそも設計が合っていない場合

新設した年から効きが悪いという場合は、能力不足の可能性があります。面積に対して熱源が小さい、断熱材が入っていない、埋設が深すぎるといった原因が考えられます。

この場合は施工した事業者に相談することになりますが、対応が得られないときは、他社にセカンドオピニオンを求めてください。掲載事業者のなかには、他社が施工した設備の改修や熱源交換に対応しているところがあります。

シーズン前の点検を習慣にする

降りはじめてから不具合に気づくと、修理業者は繁忙期でなかなか来られません。雪が降る前に一度動かして確認しておくのがいちばん確実です。

秋のうちに試運転をして、全体が均一に温まるか、センサーが反応するか、異音がないかを見ておきます。この時期なら部品の手配も点検の日程も取りやすくなります。

この記事に関係する掲載先

融雪専門株式会社ホクエイ

所在地:北海道全域および東北地方

札幌市北区に本社を置くエア・ウォーターグループの融雪設備会社。ロードヒーティングは北海道・東北で約7,000件の施工実績。屋根融雪システムは30年以上・累計7,500棟超の施工実績。融雪機・融雪槽は灯油式/ガス式/ヒートポンプ式に対応。

融雪専門北海道機販株式会社

所在地:北海道全域(札幌市北区)

電熱式ロードヒーティングを主力として取り扱う。札幌駅前や札幌市街中心部をはじめ道内各地に施工実績。温水式ロードヒーティングにも対応。

融雪専門株式会社藤正丸二物産

所在地:北海道(札幌市北区/石狩・桧山・日高方面)

地下埋設型融雪機『大雪』の販売・設置を主力事業とする。特許第3023662を取得した自社製融雪機を扱う。融雪マット、寒さ・雪対策リフォーム、融雪機メンテナンスにも対応。

ボイラー・不凍液の交換の施工会社一覧を見る

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