配管が凍ると数十万円|凍結防止の基本
融雪設備そのものが凍って壊れる——笑えない話ですが実際に起きます。原因の多くは不凍液の管理不足です。
不凍液は消耗品
- 不凍液(ブライン)は時間とともに劣化し、濃度も下がります
- 濃度が下がると凍結して配管を破損。地中の配管が割れると修理は大工事です
- 劣化した液は酸性化して配管を腐食させます
- 数年ごとの交換が推奨されます(ボイラー・不凍液の業者一覧)
シーズン前に確認すること
- 膨張タンクの液量:減っていれば補充
- 濃度チェック:業者に測定してもらうのが確実。目視では判断できません
- 循環の確認:試運転して各所が温まるか(シーズン前点検の記事)
- エア抜き:空気が噛むと循環しません
水を使う設備は水抜きを
消雪パイプなど水を通す設備は、使わない時期の水抜きが必要な場合があります。散水ノズルや露出配管に残った水が凍って割れる事故が典型です(消雪パイプの記事)。取扱説明書と施工会社の指示に従ってください。
凍ってしまったら
- 無理に運転を続けない。ポンプに負荷がかかり二次故障を招きます
- 露出部分はぬるま湯をかける・保温材で覆う。熱湯や直火は配管を傷めるのでNG
- 地中部分の凍結や破損の疑いがあれば業者へ(トラブル切り分けの記事)
この記事に関係する掲載先
融雪専門株式会社ホクエイ
札幌市北区に本社を置くエア・ウォーターグループの融雪設備会社。ロードヒーティングは北海道・東北で約7,000件の施工実績。屋根融雪システムは30年以上・累計7,500棟超の施工実績。融雪機・融雪槽は灯油式/ガス式/ヒートポンプ式に対応。
融雪専門北海道機販株式会社
電熱式ロードヒーティングを主力として取り扱う。札幌駅前や札幌市街中心部をはじめ道内各地に施工実績。温水式ロードヒーティングにも対応。
融雪専門株式会社藤正丸二物産
地下埋設型融雪機『大雪』の販売・設置を主力事業とする。特許第3023662を取得した自社製融雪機を扱う。融雪マット、寒さ・雪対策リフォーム、融雪機メンテナンスにも対応。