本州の常識が通じない|北海道の融雪

最終更新日: 2026-08-07

同じ雪国でも、北海道と本州日本海側では雪質も気温もまったく違います。北海道特有の条件を押さえておきましょう。

この記事の目次
  1. 雪質と気温が違う
  2. 設備選びの注意
  3. 無落雪屋根が主流
  4. 業者選びは地域の実績で

雪質と気温が違う

  • 乾いた軽い雪が多く、風で飛ばされて吹き溜まりを作ります。積雪量だけでなく吹き溜まりの位置を考えた設計が要ります
  • 気温が低く、融けた水がすぐ凍る。排水経路の確保がより重要(凍結対策の記事
  • 本州のような「湿った重い雪」による荷重問題は相対的に小さいものの、油断は禁物(積雪荷重の記事

設備選びの注意

  1. ヒートポンプは外気温が下がるほど効率が落ちます。厳寒地仕様の機種か、補助熱源との併用を(熱源の種類
  2. 凍結深度が深い:配管の埋設深さを地域基準に合わせる必要があります
  3. 灯油ボイラー式が根強く使われるのはこの気候ゆえ。給油体制とタンク容量を確保
  4. 地下水利用は地域によって可否が分かれます(消雪パイプの記事

無落雪屋根が主流

北海道ではスノーダクト方式の無落雪屋根が広く普及しています。落雪による事故と敷地の制約を避けられるためです。ただしドレンの凍結・詰まりが弱点で、ここにヒーターを併用するのが定番です(屋根形状の記事屋根融雪の業者)。

業者選びは地域の実績で

厳寒地の施工経験があるかは決定的に重要です。本州の設計をそのまま持ち込むと能力不足になります。北海道の施工会社から、近隣での実績を確認して選んでください(業者選びの記事)。

この記事に関係する掲載先

融雪専門株式会社ホクエイ

所在地:北海道全域および東北地方

札幌市北区に本社を置くエア・ウォーターグループの融雪設備会社。ロードヒーティングは北海道・東北で約7,000件の施工実績。屋根融雪システムは30年以上・累計7,500棟超の施工実績。融雪機・融雪槽は灯油式/ガス式/ヒートポンプ式に対応。

融雪専門北海道機販株式会社

所在地:北海道全域(札幌市北区)

電熱式ロードヒーティングを主力として取り扱う。札幌駅前や札幌市街中心部をはじめ道内各地に施工実績。温水式ロードヒーティングにも対応。

融雪専門株式会社藤正丸二物産

所在地:北海道(札幌市北区/石狩・桧山・日高方面)

地下埋設型融雪機『大雪』の販売・設置を主力事業とする。特許第3023662を取得した自社製融雪機を扱う。融雪マット、寒さ・雪対策リフォーム、融雪機メンテナンスにも対応。

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