同じロードヒーティングでも中身は3種類
ロードヒーティングと一口に言っても、熱源によって工事費もランニングコストも別物です。3種類の違いを押さえましょう。
3方式の比較
| 電気ヒーター式 | 温水式(灯油・ガス) | ヒートポンプ式 | |
|---|---|---|---|
| 仕組み | 発熱線を埋設 | ボイラーで温水を作り循環 | 空気熱を汲み上げて温水に |
| 工事費 | 比較的安い | 高い(ボイラー・タンク) | 高い |
| 運転費 | 高い | 燃料価格に左右 | 低め |
| 向く面積 | 小面積(玄関前・スロープ) | 広い面積 | 中〜広 |
| 寿命・保守 | ヒーター断線に注意 | ボイラーの更新が要る | 室外機の更新 |
電気ヒーター式が向く場合
- 玄関前だけ、スロープだけといった小面積のスポット融雪
- ボイラー置き場や給油の手間を避けたい
- ただし電気容量の確認が必須。増設工事が必要なら総額が跳ね上がります(選び方の記事)
温水式が向く場合
- 駐車場全体など広い面積。灯油は寒冷地で単価あたりの熱量に優れます
- 給油タンクの設置場所と、冬季の給油体制が前提(電気と灯油の比較)
- ボイラーは10〜15年で更新が必要。将来コストに入れておく
ヒートポンプ式の位置づけ
電気を熱に変えるのでなく空気の熱を汲み上げるため、電気ヒーター式より効率的です。ただし外気温が下がるほど効率が落ちるため、厳寒地では補助熱源との組み合わせを検討します。初期費用は高めですが、運転費を抑えたい人の選択肢です。
実際の費用感は費用の記事、施工会社はロードヒーティングの業者一覧から。
この記事に関係する掲載先
融雪専門株式会社ホクエイ
札幌市北区に本社を置くエア・ウォーターグループの融雪設備会社。ロードヒーティングは北海道・東北で約7,000件の施工実績。屋根融雪システムは30年以上・累計7,500棟超の施工実績。融雪機・融雪槽は灯油式/ガス式/ヒートポンプ式に対応。
融雪専門北海道機販株式会社
電熱式ロードヒーティングを主力として取り扱う。札幌駅前や札幌市街中心部をはじめ道内各地に施工実績。温水式ロードヒーティングにも対応。
融雪専門株式会社藤正丸二物産
地下埋設型融雪機『大雪』の販売・設置を主力事業とする。特許第3023662を取得した自社製融雪機を扱う。融雪マット、寒さ・雪対策リフォーム、融雪機メンテナンスにも対応。