雪を「捨てる」設備|融雪槽と融雪機の選び方
融かして流す設備ではなく、雪を投げ込んで処理する設備が融雪槽・融雪機です。捨て場がない敷地では最有力の選択肢になります。
2つの違い
| 融雪槽 | 融雪機 | |
|---|---|---|
| 設置 | 地下に槽を築造(土木工事) | 地上・半地下にユニット設置 |
| 処理量 | 大きい | 機種の能力による |
| 工事規模 | 大(掘削・重機) | 比較的小さい |
- 融雪槽:地下にコンクリートの槽を作り、そこへ雪を投入して融かす。地下水やボイラーで加温するタイプがある。大量処理向きだが土木工事が大きい
- 融雪機:地上または半地下設置のユニット。灯油バーナー等で温水を作り、投入した雪を融かす。設置が比較的簡単
費用と条件
向いているケース
- 雪の捨て場がない:市街地の狭小地、隣家との距離が近い
- 屋根の雪下ろし後の処理に困っている(屋根融雪の記事)
- ロードヒーティングを敷くほどの面積はないが、まとまった雪を処理したい
使う上での注意
- 投入作業は人力です。高齢世帯では負担になり得ます
- 処理能力(1時間あたり◯立方メートル)を超える雪は入れられません。大雪の日は待ち時間が発生
- 投入口の安全対策(転落防止)は必ず確認を
施工会社は融雪槽・融雪機の業者一覧から探せます。
この記事に関係する掲載先
融雪専門株式会社ホクエイ
札幌市北区に本社を置くエア・ウォーターグループの融雪設備会社。ロードヒーティングは北海道・東北で約7,000件の施工実績。屋根融雪システムは30年以上・累計7,500棟超の施工実績。融雪機・融雪槽は灯油式/ガス式/ヒートポンプ式に対応。
融雪専門北海道機販株式会社
電熱式ロードヒーティングを主力として取り扱う。札幌駅前や札幌市街中心部をはじめ道内各地に施工実績。温水式ロードヒーティングにも対応。
融雪専門株式会社藤正丸二物産
地下埋設型融雪機『大雪』の販売・設置を主力事業とする。特許第3023662を取得した自社製融雪機を扱う。融雪マット、寒さ・雪対策リフォーム、融雪機メンテナンスにも対応。