漏電の原因と安全な対処
融雪のブレーカーが落ちる——それは設備からのSOSかもしれません。漏電の原因と、自分で見てよい範囲・プロに任せる範囲を、安全第一で解説します。
漏電遮断器が落ちる原因
自分で確認してよい範囲
- どのブレーカーが落ちたか確認:漏電遮断器(テストボタン付き)か、回路別の安全ブレーカーか
- 1回だけ復帰を試す:入れ直してすぐ落ちる・繰り返し落ちるなら、それ以上入れ直さない。ここが安全の分岐点——漏電箇所に通電し続けると感電・火災リスク
- 見える範囲の点検:屋外コンセント・延長コードの水濡れ、コードの損傷。濡れた手・濡れた地面で触らない
- 機器を分離できるなら切り分け:融雪マット等のプラグ式機器を抜いて復帰するか試す→特定の機器で落ちるならその機器の故障
埋設ヒーター・盤内・配線の調査は電気工事士の領域。テスターを持っていても、埋設側はDIY禁止と考えてください。
修理の流れと予防
- 修理の流れ:業者が絶縁抵抗測定で漏電系統を特定→区画を絞って補修。埋設部の部分補修は数万〜数十万円、劣化が広範囲なら張り替え・更新の判断に(耐用年数の記事・見積りの記事(参照予定))
- 予防:①漏電遮断器のテストボタンを年1回押す(秋の試運転時。試運転の記事)②外構工事時に施工図を共有して断線事故を防ぐ ③屋外接続部の防水状態を点検
- 雪の日にブレーカーが落ちて融雪が止まると凍結被害が連鎖する(凍結の記事)。「落ちたら入れ直して終わり」にせず、繰り返すなら必ず原因調査を(業者選びの記事)
漏電遮断器は「落ちてくれる」のが仕事です。落ちた理由を放置しないこと——それが電気融雪と安全に付き合う唯一のルールです。
この記事に関係する掲載先
融雪専門株式会社ホクエイ
札幌市北区に本社を置くエア・ウォーターグループの融雪設備会社。ロードヒーティングは北海道・東北で約7,000件の施工実績。屋根融雪システムは30年以上・累計7,500棟超の施工実績。融雪機・融雪槽は灯油式/ガス式/ヒートポンプ式に対応。
融雪専門北海道機販株式会社
電熱式ロードヒーティングを主力として取り扱う。札幌駅前や札幌市街中心部をはじめ道内各地に施工実績。温水式ロードヒーティングにも対応。
融雪専門株式会社家物語グループ(札幌ロードヒーティング.com)
ロードヒーティング専門店として融雪工事のトータルプランニングを提供。施工実績1,600件以上。20㎡の場合、灯油式・電気式ともにアスファルト仕上げで60〜70万円。インターロッキング仕上げは約プラス10万円。札幌オフィス(北区北十八条西5丁目)と安平町の本社体制。