耐用年数と寿命のサイン
「ロードヒーティングって何年もつの?」——答えは部位によって二層構造です。長寿命な埋設部と、先に寿命が来る機械部。寿命のサインと延命のコツを解説します。
この記事の目次
部位別の耐用年数
- 路面下の放熱部(温水パイプ・電熱線)=20〜30年:コンクリートに守られた埋設部は長寿命。舗装自体の寿命と同じスケールで考えてよい
- 熱源機(ボイラー・ヒートポンプ室外機)=10〜15年:機械部品は先に寿命が来る。1回の設備寿命の中でボイラー交換が1回入る前提で生涯コストを見積もる(交換費用の記事(参照予定))
- 制御機器(センサー・盤・ポンプ)=10年前後:センサー・循環ポンプは消耗部品と考える(センサーの記事(参照予定))
寿命のサイン
- 溶けムラ:一部だけ溶けない→配管の詰まり・電熱線の部分断線のサイン(効かない原因の記事(参照予定)・故障原因の記事)
- 不凍液の減りが早い:配管系の漏れの疑い。放置は熱源機の空焚きにつながる(不凍液の記事(参照予定))
- ボイラーの異音・エラー頻発・燃費悪化:10年超のボイラーのこれらは交換検討のサイン。シーズン中の突然死が一番困るため、秋の点検で判断を(点検の記事)
- 路面のひび割れ・沈下は埋設部を傷める前兆。舗装補修は早めに
延命のコツと更新の考え方
- 年1回のシーズン前点検:不凍液濃度・燃焼調整・試運転。これだけで機械部の寿命は目に見えて延びる(メンテの記事)
- オフシーズンの管理:夏の間の通電・保管ルールは機種で違う。取説どおりに(夏場管理の記事(参照予定))
- 更新のタイミング:埋設部が健在なら熱源機だけの交換で復活できるのがロードヒーティングの良さ。その際に省エネ熱源(ヒートポンプ等)へ切り替えると、ランニングも下がって一石二鳥(ヒートポンプの記事)
- 中古住宅に付いている設備の見極めは中古住宅の記事へ
「埋設部は長生き・機械は10年強」。この二層構造を知っていれば、寿命は怖くなく、計画的な交換費用の話になります。
この記事に関係する掲載先
融雪専門株式会社ホクエイ
札幌市北区に本社を置くエア・ウォーターグループの融雪設備会社。ロードヒーティングは北海道・東北で約7,000件の施工実績。屋根融雪システムは30年以上・累計7,500棟超の施工実績。融雪機・融雪槽は灯油式/ガス式/ヒートポンプ式に対応。
融雪専門北海道機販株式会社
電熱式ロードヒーティングを主力として取り扱う。札幌駅前や札幌市街中心部をはじめ道内各地に施工実績。温水式ロードヒーティングにも対応。
融雪専門株式会社家物語グループ(札幌ロードヒーティング.com)
ロードヒーティング専門店として融雪工事のトータルプランニングを提供。施工実績1,600件以上。20㎡の場合、灯油式・電気式ともにアスファルト仕上げで60〜70万円。インターロッキング仕上げは約プラス10万円。札幌オフィス(北区北十八条西5丁目)と安平町の本社体制。