融雪剤の正しい使い方
ホームセンターで手に入る融雪剤は、正しく使えば強い味方。でも「まきすぎ」はコンクリートと車を傷めます。種類と使い方、副作用への対処を解説します。
種類と効き方
- 塩化カルシウム(塩カル):発熱しながら速く溶かす即効型。低温(-20℃級)でも効く。粒が白い定番品
- 塩化ナトリウム(塩ナト・食塩系):溶けた水の凍結を防ぐ持続型。効く温度は-10℃程度までだが安価で長持ち
- 使い分け:「積もった雪を溶かす」なら塩カル、「凍らせない予防」なら塩ナト。尿素系・酢酸系は金属や植物への影響が穏やかで、価格は高め
- 効くのは薄い雪・氷まで。深い雪は物理的に除雪してから使う(道具の記事(参照予定))
まき方のコツ
副作用と対策
- コンクリート:塩化物系はコンクリートの表面剥離(スケーリング)や内部の鉄筋の錆を進める。新しいコンクリート(打設1年未満)には使わない、使うなら量を最小に、春に水で洗い流す
- 車・金属:下回りの錆の原因。融雪剤を使う駐車場では、月1回の下回り洗浄を習慣に(車対策の記事)
- 植物・ペット:花壇・芝の近くは尿素系等の低影響タイプに。犬の散歩後は足裏を洗う(塩カルは肉球への刺激と誤舐めに注意)
- 保管:湿気で固まるため、開封後は密閉容器で。子どもの手の届かない場所に
- 毎年大量に使う状況なら、設備型融雪の検討ラインかもしれない(選び方の記事・融雪マットの記事)
融雪剤は「少なく・早く・場所を絞って」。春の洗い流しまでがワンセットです。
この記事に関係する掲載先
融雪専門株式会社ホクエイ
札幌市北区に本社を置くエア・ウォーターグループの融雪設備会社。ロードヒーティングは北海道・東北で約7,000件の施工実績。屋根融雪システムは30年以上・累計7,500棟超の施工実績。融雪機・融雪槽は灯油式/ガス式/ヒートポンプ式に対応。
融雪専門北海道機販株式会社
電熱式ロードヒーティングを主力として取り扱う。札幌駅前や札幌市街中心部をはじめ道内各地に施工実績。温水式ロードヒーティングにも対応。
融雪専門株式会社家物語グループ(札幌ロードヒーティング.com)
ロードヒーティング専門店として融雪工事のトータルプランニングを提供。施工実績1,600件以上。20㎡の場合、灯油式・電気式ともにアスファルト仕上げで60〜70万円。インターロッキング仕上げは約プラス10万円。札幌オフィス(北区北十八条西5丁目)と安平町の本社体制。